今作のヒロインはペパー。
どうも、シェです。
ポケットモンスター スカーレット・バイオレットが発売されてから1週間ちょっと。
やっとこさシナリオクリアしました~!ちなみに筆者はバイオレット。
ちょっとね、もう興奮がすごくってね、感想を書いちゃおっかな~と!
(コイツいっつも興奮してんな)
もう一言でまとめてしまうと、神ゲーでした。
まさかポケモンで泣きそうになるとは思わんかった…
この先を読む人への注意点
- ネタバレあり
- 筆者はライト勢
を把握したうえで読んでくださいね!!
今作は3つのルートに分かれていたので、それぞれのルートで思ったことを書いていきます。
ザ・ホームウェイの感想が異常に長いっす!
チャンピオンロード
従来通り、ジムバッジを8つ集めてチャンピオンを目指すルート。
今作はオープンワールドということで、一応どこからでも好きなところから攻略できます。
と言ってもレベルが低いところから進んでいくことになるので、大体皆さん似たような順番でジム巡りしているのではないでしょうか。
印象的だったのはやはり、でんきタイプのジムリーダー ナンジャモちゃん。
かっわい。おはこんハロチャロ~!
なんと配信者ということで、いかにも現代っぽい感じがしますよね。
「頭のお団子、とれるんか~い!」って思ったのは筆者だけではないはず。
しっかりポケモンも強くて、ムウマージにボコされました。
あの子にボコられるのなら本望です。
筆者がジムリーダー戦で苦戦したのはここぐらいでした。
ネモがやばい
それじゃあ皆さんお待かね。
ライバルのネモについて話そうかなと。
こいつの性格激やばです。
最初から最後まで戦闘狂。
SNSではH×Hのヒソカ呼ばわりされていましたね。
事あるごとに戦おうとするし、主人公の成長にゾクゾクしてる変態。
後述するルートの中では、初めて降りた未開の地で、まだ見ぬポケモンにワクワクしてました。
お前は孫悟空か。
今までのシリーズの中でも、ここまでグイグイくるライバルはいなかった気がします。
チャンピオンとして対等な相手かそれ以上を求める姿はまさに、戦闘狂そのものでした。
レジェンドルート
巨大なヌシポケモンを倒して、秘伝スパイスを集めるルート。
ここで登場するのは、メインヒロインのペパーです。
お父さんのフトゥー博士とは、まともな親子関係じゃない不憫なペパー君。
でも相棒のマフィティフを元気にするために、っていうシンプルな動機で冒険する姿が超健気。
ほんと今作は君のおかげで、神作品になったのは間違いないよね。
仲良くなるにつれて、性格がマフィティフより大型犬っぽいことも分かりました。
一緒にスパイス巡りしながらだんだんと、目に見えて元気になっていくのがこっちも嬉しいよ…!
ここにたどり着くまでの苦労が垣間見えて、こちらの感情を揺さぶってきました。
よかったねぇ…ペパー…!!
あ、完全体マフィティフにボコられたの忘れてねぇからな。
サンドウィッチ食べるミライドンとペパーがとっても可愛いルートでした。
スターダストストリート
毎度おなじみ「~団」と戦うルート。
カシオペアと名乗る人と、ネルケ(校長)と共にスター団の解散を目指します。
この団は、いじめられていた人たちの集まりということで、設定が中々に重いですよね。
一つずつ団を制圧するたびに、物資の補給班として派遣されてくるのがこのボタン君?ちゃん?
中性的で最後までよく分からなかったけど、そこがまたイイ。
話の内容的に、ボタンがカシオペアなのはすぐ気づいたけど、ネルケの正体が校長ってことには全く気づけませんでした!(大嘘)
アジトのボスたちの絆が深いのは良いとしても、ブロロローム改造し過ぎでしょ!!!
一番学園要素が強めなルートで面白かったですね。
ザ・ホームウェイ
今作の本編。長ったらしく書くぜ。
マップの真ん中「エリアゼロ」にて待つ、ペパーの父フトゥーへ本を届けに行きます。
このシナリオが特に良かったです。
主人公・ネモ・ペパー・ボタンの4人で集まって行くこの展開。
かつてのライバルたちと力を合わせて共闘するあの感じが、まさかポケモンで味わえるとは思いませんでした!!!
そして、未開の地を感じさせる、ちょっと不気味なBGMがまたピッタリなんよ。
エリアゼロの4つのロックを解除しながら、ゆっくりと最深部へ向かっていくドキドキ感がたまりません。
テツノツツミが怖い
そんな中で出てきた、テツノツツミ(デリバード?)というポケモン。
だいぶメカメカしいな~、と思いながら対戦が始まり攻撃すると、
ビヨーンッ!と首が吹っ飛んでいき、マジで鳥肌立ちました。
あれ??私がプレイしていたのはポケモンだったはず。
このへんで、全くの別ゲーをプレイしているような錯覚を覚えました。
ただの学園ものだったのに、このラストの部分に関しては一気にSF感が増しましたよね。
さらに、4つ目のロックを解除すると、フトゥーからの通信が乱れるホラー展開。
毎度ポケモンのホラー演出はゾッとします。
VSフトゥー
そしてついに最深部。
入口で多数のポケモンに足止めをくらうが、仲間たち3人が応戦。
先に行けぇえ!!状態で主人公のみ中へ突入。
ペパーの父ちゃ~~ん!!本届けに来…た…………あれ……??
え、え、AIになっとるーーーー!!!
そんな気はしてたけどーーーー!!!!!!
どうやらフトゥー博士はタイムマシン研究を重ね、その過程で人手不足となり、自分と同じ頭脳を持つ存在、つまるところフトゥーAIを作り上げたらしい。
さらに限定的だがタイムマシンを完成させ、未来のポケモンを連れてくることに成功したみたいです
すっごい展開…これポケモンか?
しかし既に本物は事故で亡くなっており、フトゥーAIのみが存在していた。
フトゥーAIはフトゥー博士の研究を終わらせるために我々を呼んだと。
これポケモンか???
フトゥーAIは装置を止めるために本が必要だった事を明かします。
止めるの手伝ってくれてありがとう!
でもお願いしといてなんだけど、装置止めようとするとAIのプログラムが書き換えられて、戦闘モードになるよ。
僕を倒してくれぇえええ!
的な展開でフトゥーAIと勝負スタート。
ここのBGMもあっちぇ~~かっけ~~!!
無事に倒し、駆けつけたペパーがフトゥーと再会します。
親子の押し問答が始まるかと思いきや、「楽園防衛プログラム」が作動。
一度は口に出していってみたい言葉第一位、楽園防衛プログラム。
フトゥーAIをさらに上書きして、主人公の前に再び立ちはだかります。
オリジナルフトゥーがしつこすぎる。どんだけタイムマシンに執着しとるんや!
もっとペパーに愛情注いだれやアンポンタン!!
そんでもって、この上書きされるときに一瞬、これ以上戦うつもりはない!って表示される演出えぐすぎる。
何度も言うけどBGMも!!!いい!!!!!
ボールロックからの、ミライドンVSミライドンの演出も胸アツでした。
激闘の末、フトゥーAIも自我を取り戻しますが、存在している限りタイムマシンを止められないことを告げられ、自分だけの宝物を見つけに未来へ旅立ち、お別れEND。
あぁーーー、切ない、ペパーーーーー!!!!!!
宝物を見つけに~って言うのは、フトゥーAIの優しい嘘だもんなぁ…
ペパーからしてみれば親の死を知り、さらに久しぶりに再会した親(の姿をしたAI)の死(お別れ)を見届けたわけだし。
もっともっと話したい事沢山あったと思うし、最後に愛していたとか本当にズルいし…
とにかくペパーには幸せになってほしいと、願わずにはいられませんでした。
学生たちの、ひと夏の大冒険というかね、一生忘れられない日になったでしょうね…
この何とも言えない感情を抱かせられる、ポケモンシリーズあった?
切ないんだけどキレイに纏まっていて、シナリオとしては最高でした。
あの数年後、ぺパーの隣には今でも私がいます。めでたしめでたし!!
おわりに
今作のポケモンは進むにつれ、右肩上がりに面白くなっていきました。
特に終盤は従来と違ったテイストになっており、ポケモンの新たな側面を見ることができましたよね。
マジでシナリオと演出は最高でした。
まるで1本の映画を観終えたような満足感。
ただ、システム面のバグやカクつき等が圧倒的に多くて不満も多いです。
ポケモンとしては100点以上、オープンワールドとしては2点。
しかしそれを差し引いても、胸を張って神ゲーといえる面白さでスター。
オープンワールドにはかなり適性があると思っているので、今後の改善に期待ですね!!
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